メランソンがジャイアンツと4年70億円で契約 “リベラ超え“の史上最高額に
チャップマン、ジャンセンも争奪戦に
ヤンキース、アストロズ、レッドソックスでは芽が出なかったメランソンだが、13年にパイレーツでブレーク。カットボールを武器に、15年にリーグ最多51セーブを挙げ、シーズン途中にナショナルズに移籍した今季も2チームで計47セーブをマーク。通算168セーブを誇る。ジャイアンツのボビー・エバンスGMは「まずクローザーを獲得できたことは喜ばしいことだ」と語ったという。
また、記事では、ブルペン陣が炎上を繰り返したジャイアンツの救援失敗は今季、合計30試合もあったと紹介。セーブが公式記録で認められるようになった1969年以来、最低の数字だったという。14年のワールドシリーズ王者は弱点の補強に成功したことになる。
メランソンとともにFA市場のクローザー「ビッグ3」と呼ばれているアロルディス・チャップマン(カブスからFA)、ケンリー・ジャンセン(ドジャースからFA)はまだ去就が決まっておらず、ヤンキース、カブスらが獲得を目指して争奪戦となっている。この2人がメランソンを超える契約を手にするか、注目が集まるところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count