1億円到達に「やっと乗りました」も…西武牧田が2年契約を断ったワケ

中継ぎとしてフル稼働、「牧田がいなかったらどうなっていたか…」

 初めて中継ぎのポジションでシーズン通して稼働した。「自分がチームに貢献できるのは、先発よりも、中継ぎの方が多いのいかなと、手応えを感じた」。自ら手応えを語るように、今季は最も安定したリリーバーとして、リード、ビハインドの状況に関わらずロングからワンポイントまで首脳陣の要求に見事に応え続けた。途中、膝の故障で1か月の離脱はあったが、50試合登板、7勝1敗25ホールド、防御率1.60と、チームへの貢献度は絶大だった。

「ここ3年Bクラス。来年は何としても、最低でも3位に入って、クライマックスを勝ち進んで、日本一になれるチャンスをとりたい。当然、目標は日本一しかない」

 岸孝之がチームを去り、先発復帰への可能性も視野に入れつつ、来季もチームために「任されたところでしっかりと結果を出すだけ」。“牧田節”で頼もしく締めた。(金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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