1億円到達に「やっと乗りました」も…西武牧田が2年契約を断ったワケ

中継ぎとしてフル稼働、「牧田がいなかったらどうなっていたか…」

 6日に契約更改に臨み、念願の大台・1億円プラス出来高でサインした西武・牧田和久投手は「やっと乗りました」と安堵感と使命感に満ちた笑顔で会見に臨んだ。

「『来シーズン以降も必要な選手。今年も、牧田がいなかったらどうなっていたか、というぐらい助けられた部分がたくさんあった』と言っていただいた」

 労いの言葉に感謝した上で、7年目の来季は国内FA権取得の可能性が十分ある中、球団から2年契約の提示を受けたことも明かした。だが、こちらは「お断りしました」。自身の甘さを断つためにも、あえて一年勝負を選んだという。「入団した時から、即戦力として常に危機感を持って一年一年やってきた。“初心忘るべからず”の意味でも、一年一年勝負していきたい」と、自らにハッパをかけた。

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