レンジャーズ地元紙が球団に決断迫る ダルビッシュは「契約延長かトレードに」

ダルビッシュの契約延長は“最優先事項”も…レンジャーズはWM中は動かず!?

 レンジャーズがダルビッシュ有投手との契約延長交渉をウインターミーティング中には行わない見込みだと米メディアが報じた。日本人エースは来オフに6年契約が満了し、フリーエージェント(FA)となる。2018年以降もチームに引き止めるため、契約延長を成立させることが今オフ最大のテーマとされているレンジャーズだが、ウインターリーグでは補強に専念するという。一方で6日(日本時間7日)にレッドソックスがトレードでホワイトソックス左腕クリス・セールを獲得したことを受け、レンジャーズに対し、ダルビッシュの契約延長交渉、もしくはトレード移籍を求める声も上がった。

 現在のチームの方針について伝えたのは、地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」でレンジャーズ番を務めるエバン・グラント記者。自身のツイッターで「ウィンターミーティング期間中、レンジャーズはダルビッシュ、ルクロイとの契約延長について話し合いを行わないだろう。(選手)獲得に重点的に取り組むのだろう」とレポートした。

 メジャートップクラスの捕手であるジョナサン・ルクロイは今季途中にトレードで加入し、守備と打撃の両面で存在感を発揮。ダルビッシュとも相性の良さを見せているが、2人とも来季限りで契約満了となる。

 これを受けて、ESPNも「レンジャーズはユウ・ダルビッシュ、ジョナサン・ルクロイの契約延長を望んでいる?」との見出しで特集記事を掲載。「ウインターミーティングでは選手の代理人と契約延長に関する話し合いが行われる。しかし、今季のテキサスレンジャーズは他のどこか別の場所に目を向けているようだ」と伝えた。

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