V逸で厳冬更改のホークス、厳しい査定続くも大幅アップ勝ち取った選手は?
川島らも悔しい減額に
〇嘉弥真新也投手 2600万円→2100万円(500万減)
〇山田大樹投手 1700万円→1400万円(300万減)
〇二保旭投手 3000万円→2250万円(750万減)
このほかにも投手陣では嘉弥真、山田の左腕2人も、厳しい提示を受けた。嘉弥真は今季1軍でわずか5試合登板。山田は13年以来となる1軍での白星をつかんだが、この1勝止まりに終わった。嘉弥真はウエスタン・リーグのセーブ王、山田は同リーグの最多勝、最優秀防御率、最高勝率の3冠に輝いたが、減額となった。一方、昨季中継ぎで44試合に登板し、6勝を挙げた二保は4月に右肘の側副靭帯再建手術を受け、リハビリ生活を余儀なくされた。昨オフの更改では2250万円アップを勝ち取ったが、今年は減額となった。
〇牧原大成内野手 1300万円→1300万円(現状維持)
〇川島慶三内野手 4000万円→3500万円(500万減)
〇高田知季内野手 2400万円→2000(400万減)
〇塚田正義外野手 1200万円→1100万円(100万減)
野手陣では打撃主要部門でキャリアハイの成績を残した牧原が何とか現状維持。シーズン序盤にクロスプレーで負傷した川島は、7月下旬の復帰以降も状態が上がらず、悔しい減額に。高田は開幕から1軍に登録されていたが、2軍に降格した7月に左肩を脱臼。シーズン後半を棒に振り、20%近いダウン。ウエスタン・リーグの最多安打記録を更新した塚田も、1軍で結果が出ておらず、100万ダウンとなった。
一方で、増額を勝ち取っているのは、現時点ではこの面々になる。