オリ吉田正が打率5割超、G桜井は自責0…台湾ウインターリーグの個人成績は?

投手で奮闘しているのは…

 一方で、イースタン選抜ではオコエ、平沢という2人の高卒ドラ1が奮闘。オコエは三塁打2本と持ち味を見せており、平沢もパンチ力を証明する本塁打を放った。来季はブレークが期待される2人のホープが、このウインターリーグで何を掴んで帰ってくるのか、楽しみなところだ。

 続いて投手の規定投球回到達者も見てみたい。

【規定投球回到達者】
桜井俊貴投手 巨人
3試合登板(1先発) 1勝0敗、防御率0.00(1)

島袋洋奨投手 ソフトバンク
5試合登板(2先発) 2勝0敗1セーブ、防御率1.50(2)

原樹理投手 ヤクルト
3試合登板(2先発) 1勝1敗、防御率2.46(3)

横山雄哉投手 阪神
3試合登板(2先発) 1勝1敗、防御率3.75(5)

熊原健人投手 DeNA
2試合登板(2先発) 0勝0敗、防御率5.40(6)

與那原大剛投手 巨人
4試合登板(1先発) 0勝1敗、防御率12.60(9)

 負傷もあってルーキーイヤーは1試合のみの登板に終わった桜井が、3試合で自責なしと奮闘中。リーグの規定投球回到達者では唯一の防御率0.00で、WHIP(1イニングあたりのヒット+四死球)は驚異の0.30(1位)となっている。また、興南高時代には甲子園春夏連覇を達成した左腕・島袋もリーグ2位の防御率1.50と好投を続けており、12イニングで同1位の15奪三振をマーク。ヤクルトのドラ1原も同3位の防御率2.46とまずまずの成績を残している。

 この他、阪神の石崎剛投手が6試合登板で防御率0.00、2セーブをマーク。巨人の篠原慎平投手も5試合登板で防御率は0.00。1セーブを記録している。ロッテの高卒ルーキー成田翔投手は、4試合で防御率3.38ながら、8イニングで島袋に続く同2位の14奪三振と能力の高さを見せつけている。

 来シーズン以降の飛躍を期待されている選手たちは、このウインターリーグできっかけをつかめるのか。残り試合でのプレーにも大注目だ。

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