人的補償候補は“1軍戦力”5、6人に オリ補強ポイントに合致する選手は?
福留、高山、糸井らを擁する阪神外野陣
プロ7年の29歳。俊足巧打の外野手で通算673試合に出場し、打率.244、3本塁打、42打点、26盗塁を記録している。今季は超変革のスローガンを掲げ若手が積極的に起用されるなど中堅選手には厳しいシーズンだった。俊介の41試合出場はプロ入りワースト。抜群の守備と走力、しぶとい打撃は他球団では十分に1軍の戦力として通用する。
阪神の来季の外野布陣はケガさえなければ高山、糸井、福留で決まりだ。糸井、福留のベテラン勢に休養を与えた時には若手の中谷、板山、横田、江越らが代役として出場することになる。金本監督も「同じ力なら若い方を使う」と公言しており、中堅勢は他を圧倒する力を示さない限り厳しい戦いが待っている。
果たしてプロテクトリストからどの選手が外れているのか。そしてオリックスはどの選手を選ぶのか――。オリックスは15日に再びフロント、首脳陣が集結し阪神のプロテクト外選手を人選していく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count