東の清宮、西の安田だけではない 来春選抜注目の東西1年生好打者は?

優れた野球センス持つ小園、「野村のいる早稲田実と戦ってみたい」

 中学に進むと野村は大阪福島シニア、小園は枚方ボーイズと所属は分かれたが、自宅が車で15分ほどの距離に位置し、仲も良かった。

 野村の活躍は清宮の存在などと一緒に報じられることが多いが、「西」の注目1年生、小園の野球センスも非常に高い。打撃ではとにかく腕が柔らかく、リストが強い。まだ線は細いが、低く強い打球も、長打も打てる。もともと右打ちだったが、小学校の時、コーチから「足が速いから左で打ってみろ」と言われ、すぐに習得できるほどの俊足と器用さを持っている。プロのスカウトも注目する、期待の大きい将来のスター候補だ。

 目標は「スキのない選手」になること。1番打者としてチームに流れを持ってくるだけでなく、「どのボールがきても打てる打者になりたい」と話す。守備でも失策をしない完璧な守りを目指し、日夜、奮闘中だ。中学時代には自分の失策で負けた公式戦の試合もあった。憧れは同じリトルリーグの先輩、ヤクルトの山田哲人。練習に顔を出してくれた時に一緒にとった写真は宝物になっている。

 報徳学園は近畿大会に出場し、8強入り。センバツ出場は有力視されている。小園の他にも力のある選手が揃っており、上位を狙えるチームにある。甲子園出場の夢がかなえば、次の目標は「甲子園では野村のいる早稲田実と戦ってみたい」と言う。来年の春も一つのライバルストーリーが展開されるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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