マリナーズ先発陣不安視する声 ヘルナンデス&岩隈の課題は「健康面」
ヘルナンデス&岩隈は「健康を維持できるのか」
一方、同記者が不安視するのが先発陣。記事の中で「ローテーションはより大きな問題だ。ディポトがタイワン・ウォーカーの代わりに誰を連れてくるのかわかるまで、完璧には答えられない。それ以前にフェリックス・ヘルナンデスは復活できるのか、そして、彼とヒサシ・イワクマの2人は健康を維持できるのか、という問題が付きまとっている」と指摘している。
セグラ獲得と引き換えに、24歳の右腕ウォーカーを放出したマリナーズ。エース右腕のヘルナンデスは負傷も響いてここ8シーズンで自己ワーストの11勝(8敗)、防御率3.82にとどまった。投球回も153回1/3で2007年以来、9シーズンぶりに200イニングに届かなかった。
一方、岩隈はメジャー自己最多の16勝をマークしたが、初の2桁黒星の12敗を喫し、防御率も初めて4点台に終わった。今回の記事で健康面の不安視されている右腕に関しては、米野球専門のデータサイト「ファングラフス」の来季成績分析で、11勝11敗で防御率4.13と予測されていた。来季36歳となる岩隈は精密機械と呼ばれる絶大な制球力で、不安の声を払拭できるか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count