アジア初Vの侍U-12で仁志監督が選手に注いだ“愛”「息子たちのような存在」
勝因は選手の能力、仁志監督「我々が考える以上の行動してくれた」
5戦全勝での初優勝。勝因を聞かれた仁志監督は「選手の能力に尽きますね。我々が考えていること以上のことをいつも考えて行動してくれていました。非常に助かりました」と選手を称えた。そして、「はじめからちゃんとできる子たちがそろっていたと思いますが、自分たちでまとまろうとし、野球も私生活もきっちりしようと行動してくれていました。元々できることが確実にできるようになったと思います」と成長の跡を話した。
選手もそれぞれに成長できた点を話し、最後に今後の目標とする選手と夢を語った。金沢が「目標とする選手はソフトバンクの今宮(健太)選手です。これからの目標はU-15、U-18、そしてトップのプロ野球の侍ジャパンに入って、信頼されるバッターになりたいです」と言えば、ヤクルト・山田哲人選手を目標に掲げた山下も「U-15、U-18、プロの侍ジャパンに選ばれ、世界で通用する選手になりたいです」と力強く宣言した。
また、173センチの長身右腕・田栗は日本ハム・大谷翔平選手の名前を挙げ、「U-15、U-18で選ばれる選手になりたいです」と意気込んだ。星子主将はソフトバンク・柳田悠岐選手を目指し、「U-15、U-18、最終的にはトップの侍ジャパンになり、目標とされる選手になりたい」と誓った。