1位に上原ら加入のカブス 米メディアが今オフ各球団のチーム編成を格付け
ダルビッシュ所属のレンジャーズは10位「ダブルエースに続く先発陣不在」
また3位インディアンス、4位ドジャースが続き、5位ナショナルズ、6位ジャイアンツと続き、7位には青木宣親外野手らを補強したアストロズがランクイン。特にカルロス・ベルトラン外野手、ブライアン・マッキャン捕手、ジョシュ・レディック外野手の補強を評価しており、「先発陣に疑問は残るが、ダラス・カイケル、ランス・マッカラーズといった投手は来季復調が見込める」とも伝えている。
日本人選手所属の球団ではレンジャーズが10位に選出されているが、寸評では先発ローテを不安視。「最大課題である、コール・ハメルズ、ユウ・ダルビッシュというダブルエースに続く先発陣の不在はまだ解決されていない」と指摘し、マーリンズからFAとなり加入したアンドリュー・キャッシュナーの獲得だけでは「駒不足」と評している。
続いて岩隈久志投手が所属するマリナーズが11位にランクイン。こちらは寸評でも上々の評価が下さており、「先発陣には自信をもっているだろう。ジーン・セグラの獲得は大きな補強だ。今季もそこまで離されなかったということもあり、彼らが来年躍進しても驚かないだろう」と評している。一方、イチロー外野手が所属するマーリンズは19位に。寸評では、今年9月に急逝したホセ・フェルナンデス投手を失った先発陣の補強が進んでいない点を「来季の悲観の材料」としている。
また、セールを放出したホワイトソックスは24位と低評価で、「このランキングで唯一意図的にチーム力を落とそうとしている球団だ」とバッサリ。最下位にはここまで目立った動きのないパドレスが選出されている。
まだ去就が決まていないFA選手も多く、各球団の動きから目が離せない状況は続く。今後の補強によって周囲の評価はどう変化していくのか。今後の動向が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count