2億円増、大幅ダウン…DeNAの年俸増減で見るCS初進出への貢献度
救援陣も大幅昇給、須田「頑張れば、評価してもらえる」
投手陣で目立ったのは石田と今永。2年目の石田は初めてローテーションを1年間守り、9勝をマーク。167%(3000万円)増の4800万円となった。ルーキーの今永は12球団新人トップの8勝を挙げ、同じく167%(2500万円)増の4000万円を勝ち取った。
一方で見逃せないのは、救援陣の昇給だ。勝ちパターンを形成した田中が139%(2500万円)増の4300万円、須田が132%(2500万円)増の4400万円、三上が100%(3000万円)増の6000万円、山崎康が60%(3000万円)増の8000万円となった。
リリーフといえば、決して目立つポジションではない。実際、田中や須田の名前が報道で取り上げられることは決して多くなかった。しかし、今季のDeNAの躍進は彼らの支えがなくしてあり得なかったのは事実であり、球団もその点をしっかりと査定に入れていた。
チーム最多62登板の須田が「リリーフでも頑張れば、評価してもらえる」と話したように、救援陣にとっては大きな意味があったといえる。