大怪我による手術、筒香との絆…元DeNA助っ人が激白「もう1度日本で野球を」

日本球界復帰を熱望、将来は日本で引退→コーチ、監督の希望も

「ツツゴウは僕の親友。僕の家族もみんな彼のことが大好きなんだ。横浜の時から、いつも一緒に野球の話ばかりしていた。あのピッチャーはこうだとか、ここに気を付けると打撃が安定するんじゃないか、とか。彼は日本のNO1バッター。これからもっともっといい打者になる。親友としても、野球人としても、どこまですごい打者になるのか楽しみだよ」

 切磋琢磨できる仲間のいる日本でもう一度プレーしたい。その思いが、今、復帰に向けてトレーニングに励むバルディリスの原動力になっている。

「日本では両リーグでプレーしたし、ピッチャーやプレースタイルを熟知している自負がある。それは、日本で8年プレーした実績が証明してくれていると思うんだ。おそらく、手術をした影響を心配する人もいるだろう。だから、チャンスさえもらえれば、現時点でどれだけ動けるか、実際に確かめてもらう意味でも、公開練習をする用意もある。日本でプレーできるなら、もう1度チャンスを与えてもらえるなら、どの球団でも喜んで全力プレーを捧げるよ」

 年明け1月5日には34歳の誕生日を迎える。もし日本球界復帰が叶うなら、ゆくゆくは日本で現役生活を終え、コーチや監督になることも視野に入れているそうだ。

「日本は自分がハッピーでいられる場所。そして、僕の家族もハッピーでいられる場所。また、日本のファンの前でプレーできる日が来ることを願っているよ」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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