イチロー偉業、MLB公式サイトが特集 地元アナ告白「最初は多くの疑問あった」

ローズ氏「イチローはとてつもない打者」「彼は殿堂入りする」

 16シーズンでの3000安打到達はメジャー最多安打を誇るピート・ローズ氏に並ぶ偉業。記事では「27歳にして初めてMLBに来た選手が3000安打クラブの一員に加わるのは、理解しがたいこと」とレポート。また、前年の2015年に低迷していたことを踏まえ、「彼は42歳にして再生を果たした。打率.291、出塁率.354、長打率.376を記録した。シーズン当初、彼は3000安打まで残り65本としていた。2015年の打率は.229だった。多くの人が終わりに近づいているのではないかと考えていた」とその復活劇に感服している。

 関係者の称賛の声も紹介しており、ピート・ローズ氏は「3000安打を記録した選手は誰だって、素晴らしい打者なんだ」、「イチローはとてつもない打者だよ。3000安打を記録したことで、彼は殿堂入りするだろうね」とコメント。 殿堂入りの名選手、ハンク・アーロン氏も「500本塁打や他の偉大な記録について話すことはある。しかし、彼は3000安打を放ったことで、日本と米国の両方で、非常に安定して成績を残していたことがわかる」とその功績を高く評価している。

 また、イチローは今年10月で43歳となったが、マーリンズのドン・マッティングリー監督は記事の中で「年齢に関する話は止めようじゃないか。イチは外野全ポジションを守れるんだ」と年齢の話題を一蹴。40歳を超えてなお存在感を放つベテランを称賛している。

 来季メジャーで17年目を迎えるイチロー。次はどのようなドラマを見せてくれるのか。多くのファンが注目している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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