ダルビッシュに128億円の「価値はあった?」 契約から5年、地元紙が検証
2013年は“スーパースター級”貢献度、負傷から復帰1年目も「非常に立派な成績」
復帰1年目ということを考慮すると「非常に立派な成績」と高評価。さらに、最も成績のよかった2013年を振り返り、13勝9敗、防御率2.83、リーグトップの277奪三振という数字に加え、この年のWARはスーパースター級とされる5.8だったことを紹介している。
また、これまで4年の成績を総合し、1シーズン162試合を戦い抜いた場合の成績を試算。それによれば、34試合に先発(投球回220回)、16勝10敗、防御率3.29、276奪三振、85四球、WHIP1.183と予測されている。
ダルビッシュは2017年シーズン終了後にFAとなる見通しで、早くも来季以降の契約が注目を浴びている。現地では新たな契約が年俸30億円を上回るとの予想も出ており、今季活躍してFAとなれば、争奪戦となることも必至。また、レンジャーズにとっても悲願の世界一制覇に向けてその活躍は欠かせない。
記事では「懸念があるとすれば、スタミナと健康か」としているが、手術から復帰2年目を迎える今季、ダルビッシュはシーズンを通じてローテーションを守り抜き、予想数値を上回る成績を残すことができるのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count