25歳剛腕右腕の事故死、ロイヤルズ同僚にも衝撃と悲しみ「大好きなエース…」
同日にドミニカ出身2選手が別の事故で死去、訃報に衝撃と悲しみ広がる
ロイヤルズのヨルダノ・ベンチュラ投手が22日、母国のドミニカ共和国での自動車事故で死去した。ロイヤルズが発表した。同日は同じくドミニカ共和国出身の元メジャーリーガーで昨季、韓国のKTウィズでプレーしたアンディ・マルテ内野手が別の自動車事故で死去。2選手の訃報に現地では衝撃と悲しみが広がっている。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」はMLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが「球界、特にドミニカ共和国の熱烈なファンにとって非常に悲しい日となった」との声明を発表したことを伝えた。
ロイヤルズの地元紙「カンザスシティ・スター」電子版では同球団のデイトン・ムーアGMがベンチュラの訃報を受け「常に人生に対し熱意を持っていた。純粋であり、新鮮で、恐れ知らずだった」、「本当に情熱的だった。競い合うことが大好きだった」とその死を悼んでいる。
また同紙は、ベンチュラの事故に関して毒物などの検査結果が出るまでに3週間ほどを要する一方、アルコールは検出されなかったことをレポート。記事によると、シートベルトを着用しておらず、濃霧で山道が続く中でコントロールを失ったとの見方も出ているという。