台湾のチェン、王建民は「WBCに参加しない見込み」 MLB公式サイトが報じる
昨季3年ぶりメジャー復帰の王建民は「メジャーリーグのロースター入りに集中」
記事では「多くのMLBファンは前ヤンキースの先発投手であるチェンミン・ワンの存在に気づくだろう。彼はロイヤルズでまずまずの2016年シーズンを送った。しかし36歳である。彼はWBC出場を控え、スプリング・トレーニングで最後のメジャーリーグロースター入りに集中するだろう」としている。
ヤンキース時代には、2006、07年と2年連続19勝を挙げた右腕。2013年の前回大会ではエースとしてチームを牽引し、台湾を2次リーグ進出に導いた。東京ドームでは日本戦に先発して快投し、死闘を演出。最終的には日本に敗れたが、強烈な印象を残した。しかし、今大会はWBCには出場せずに、メジャーでの最後のチャンスにかけることになりそうだ。
前回大会では、第2回大会準優勝の韓国を抑えてオランダ代表とともに1次リーグを突破した台湾。今大会は巨人にFA移籍した陽岱鋼外野手の出場も微妙な状況で、投打の大黒柱を欠いて本番に臨むことになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count