台湾は主力不在も「13年の成功再現」? WBCで韓国など破り2次R進出なるか
「イスラエル、オランダ、韓国に対し、2勝を収めることはできる」
さらに、記事によると、「台湾にある中華職業棒球大聯盟はワールドベースボールクラシック参加を拒否。代表チームへのサポートを否定した」という。「幸運にも、同連盟所属の4球団中3チームは選手がWBCに参加することを許可している。しかし、Lamigoモンキーズは連盟と同様の措置を講じた」とも言及しており、何人かの強打者も参加しない可能性が高いとしている。また、日本ハムから巨人にFA移籍した陽岱鋼外野手の出場も微妙な状況だ。
ただ、前回大会で日本を苦しめるなど、野球熱の高い台湾の自力は確か。MLB公式サイトは「野球に関して立派な歴史を築いている。WBSCでは現在ランキング4位であり、多くの人が考えるよりも巨大な力を持っている」と指摘。有力選手が出場できなくても、穴を埋める実力者が出てくると見ているようだ。
最後は「イスラエル、オランダ、韓国に対し、少なくとも2勝を収めることはできるだろう。しかし、スター選手不在では、MLB選手が多く在籍する他国を負かすことは困難だろう」と結論づけているが、果たしてどうなるか。2勝すれば、2位以内に入って2大会連続で1次ラウンドを突破できる可能性は高い。韓国や前評判の高いオランダを上回り、2次ラウンドの舞台である東京ドームにたどり着けるか、注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count