侍ジャパン入りの楽天・松井裕樹「代表として恥ずかしい戦いはできない」

WBCでは「三振を奪う投球スタイルで向かっていきたい」

 2年生とともにとった給食では、「子どもの時に好きだった遊びは何ですか?」と質問され、「ドロケイ!」と回答。逆に「今は何をやって遊んでいるの?」と問うなどし、子どもたちと交流を深めた。

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仙台市立岡田小学校の児童と共に給食を食べ、交流を深めた楽天・松井裕樹【写真:高橋昌江】

 小学生を楽しませた松井裕は侍ジャパン入りに「日本の野球人の代表として恥ずかしい戦いはできない」と表情を引き締めた。プレミア12では4試合で救援し、防御率6.00だっただけに「自分自身、日本代表でのプレーは悔いが残っているのでリベンジの舞台ととらえてやっていければ」と気合十分。「持ち味である三振を奪う投球スタイルで向かっていきたい」と意気込んだ。

 代表入りが決まっていた則本も改めて「日の丸を背負うということは大変なことだと思うが、その分、応援してくれる方もたくさんいる。応援で力をくれた人たちに世界一という恩返しをしたい。一生懸命、チーム一丸となって戦っていきたい」と話した。

【了】

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

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