今季メジャー最激戦区はア西地区と米予想 日本人3選手が3チームで火花
2001年以来プレーオフ出場なしのマリナーズは11トレードで33選手が移動
岩隈のマリナーズは、84勝78敗でエンゼルスと同着の2位予想。今オフにディポトGMが敢行したトレードは11件にも上り、合計33選手が行き来した。記事では「それ故にチームとして予測を立てるのは難しい」としながらも「プレーオフ不出場の日々を終わらせたい思いは疑いようがない」と、GMの熱意を買っている。
現在2連覇中のレンジャーズは、今オフは積極的に投手陣の強化に努めた。だが、強打のデズモンド、ベルトラン、モアランドがFA退団した後の穴を埋め切れていない。昨季は1点差ゲームで最高勝率を収めていたが、今季もその勝負強さを発揮できる保証はない。記事では「それは順位には大きな影響はないだろう」としているが、今季の予想は83勝79敗で4位となっている。
だが、ご覧の通り、4位のレンジャーズでも貯金4の勝ち越し予想。記事では「それこそがこの地区のクオリティの高さの表れ」と指摘し、「近年続く大番狂わせが起きても不思議はないだろう」と予測している。
ハイレベルな戦いが行われるア・リーグ西地区で、日本人3選手はチームの命運を握るキープレーヤーとなるのか。岩隈、ダルビッシュと青木の対決、岩隈とダルビッシュの投げ合いなど、見どころ満載の1年になりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count