前田健太のWBC不参加はドジャースにとって“朗報”? 地元メディアが報じる
チームは「マエダの登板間隔を長く空ける頻度を減らしたい」
日本よりもスケジュールがハードだと言われるメジャーを1年戦い抜いて迎える2年目のシーズンに向け、球団としては前田に余分な負担を掛けたくないのが本音だろう。記事によれば、チームは「マエダの登板間隔を長く空ける頻度を減らしたい」ようで、WBCに参加しないという決断は、またとない朗報に違いない。
今季のドジャース先発ローテは、エース左腕クレイトン・カーショーを筆頭に、前田、FAから再契約した左腕リッチ・ヒル、若手左腕ホセ・ウリアスと続く。その他、カズミア、マッカーシー、柳、ウッドらがいるが、いずれも故障明けで迎えるシーズンだけに勝ち星を計算しづらい。また左腕が多くひしめく先発陣の中で、右腕・前田の存在は貴重だ。
現在、ドジャースでWBCへの参戦を表明しているのは、メキシコ代表の一塁エイドリアン・ゴンザレスのみ。ナ・リーグ西地区5連覇を狙うドジャースにとって、前田のWBC不参加の決断は大きな後押しになったと言えそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count