2017年以降はドジャースが君臨!? 米メディアがカブスとの2強時代を予測
地区4連覇中の現有戦力に加え、傘下マイナーに多数の有望株
先発ローテは、エース左腕クレイトン・カーショー、再契約したリッチ・ヒル、前田健太に加え、ホセ・ウリアス、スコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシー、柳賢振らが枠を争う形になる。故障明けの投手が多いが、人数は揃っているだけにリスクマネージメントは十分と言えそうだ。ブルペンも、守護神ケンリー・ジャンセンと再契約できたことは大きい。
昨季の中心メンバーがチームに残り、さらに戦力アップできたドジャースが、今季地区5連覇に向けて盤石な体制を整えたことは間違いないが、傘下マイナーにも未来の大砲コーディ・ベリンジャー(21歳)、キューバ人右腕ヤディエル・アルバレス(20歳)、外野手アレックス・ベルドゥーゴ(20歳)など、将来を嘱望される若手がズラリ。ベテラン勢との世代交代が上手くいけば、長らくチーム力をキープできそうだ。
記事では、米データサイト「ファングラフス」が2017年の順位予想でドジャースを30球団中1位に上げていることも紹介。ファングラフスの予想では、今季はドジャースが95勝67敗で、30球団トップでレギュラーシーズンを終える予想になっている。同時にカブスは94勝68敗の2位予想。共通点を多く持つ2チームは「今後数年にわたりプレーオフでたびたび対決し、球界で最高のライバル関係を築くだろう」と締めくくっている。
果たしてドジャースは予測通りの成績を残し、カブスと2強時代を築くことになるのか。その戦いぶりに注目したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count