聖地“帰還”の早実清宮、会見全文―60年ぶりVへ本塁打より「勝ちに徹すべき」

滲む主将・主砲の自覚「秋は準々決勝から決勝にかけて何も役に立てなかった」

――昨秋の明治神宮大会決勝で敗れた履正社も出場する。

「最後に負けてしまったし、本当に投手も野手もそろって、投打が全国クラスのチームだと思う。でも、自分たちも負けてから投打ともにパワーアップを図って、もう1回やれば負けないように練習してきた。いざ当たっても臆することなく、自分たちの力を出し切れば勝てると思う」

――対戦したいチームはあるか。

「センバツに出るチームはどこも強い。そのような高校とやれる機会少ない。全チームとやりたい」

――今大会の目標は。

「もちろん優勝です。でも、一戦一戦勝ち上がったら…という感覚でいたらいい。そこは自分たちのスタイル変えずにいけたらいい」

――ファンは1年夏にも放ったホームランに期待している。

「もちろん、そういう風に注目していただいて、たくさんの人に来ていたたくことがパワーになっていること間違いない。でも、自分は主将だし、3番でもある。チームが勝つために徹するべき。秋は準々決勝から決勝にかけて何も役に立てなかった。その借りを返すというか、主将としてチームの3番として引っ張っていければいい」

――大会までにどう調整する。

「試合から離れてるので、まずは感覚、試合勘を取り戻すこと。あとはモチベーション。秋の大会からみんなのモチベーションを上げることを気にしている。練習や試合の入り方で大きく変わってくる。その辺をカバーしながらやっていきたい」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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