田中将大が「契約破棄する可能性はない」 球団幹部の“読み”をNY記者が紹介
FAなら3年115億円規模の契約も? 「健康面に問題がなければ…」
田中は今季終了した段階でヤンキースと3年の契約が残ることになる。オプトアウトを選択するのは当然、より高い年俸、長い契約年数を引き出すため。ただ、スウィーニー記者は「ヤンキースは田中の肘について誰よりも詳しい」とも言及。もし、オプトアウトしてFAとなっても、ヤンキースが再契約を目指して大金を積む可能性は低いのかもしれない。
「フリーエージェント市場において、このようなクオリティを持つ先発投手は希少であるし、資金を持つ球団も増えている。3年1億ドル(約115億円)を得ることは可能だろうと、あるエージェントは語っている。もし彼の健康面に問題がなければ、各球団は彼に接近するだろう」
他球団から年平均約38億円規模のオファーが届く可能性もあるが、記事ではある関係者が「彼はヤンキース選手になるため、ここへ来たんだ」と話していたことも紹介。“ヤンキース愛”が田中のオプトアウトにブレーキをかける可能性があるとの見方もあるようだ。
名門球団のエースは、果たしてどのような選択をするのか。シーズンが開幕してからも、田中の契約を巡る議論は加熱していきそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count