殿堂入り左腕が53歳で見せた打撃が話題に ホームラン予告→特大“シングル”
豪快な打撃に「MLBの歴史に残る偉大な投手の一人であることを再認識」
記事で紹介しているのは、ジョンソン氏が今月29日(日本時間30日)に南カリフォルニア大学のOB戦で見せたというバッティングだ。
「日曜日に行われた南カリフォルニア大学のOB戦で打席に立ったジョンソンは、1球目を見送ると、バットを外野に向けて掲げた―そう、彼は長打を予告したのだ」
“ホームラン予告”の仕草を見せたジョンソン氏は、2球目を痛打。大飛球に周囲は大盛り上がりとなったが、わずかに柵越えはならず。ジョンソン氏は打球の行方を見て、一塁でストップしている。
「ジョンソンの一打は、レフトフェンスまであと一歩のところまで飛び、シングルヒットとなった(二塁まで到達できたかもしれないが、彼は53歳なのだ)。しかし、この一件は我々にジョンソンがMLBの歴史に残る偉大な投手の一人であることを再認識させた」
記事では、このように振り返っている。ジョンソン氏のキャリア通算本塁打は1本。03年に40歳でマークした一発は、昨年5月にバートロ・コロン投手が42歳で1号2ランを放つまで、キャリア初本塁打の最年長記録となっていた。また、記事では「思い返せば、彼はMLBで本塁打を放った選手の中で2番目に身長の高い選手であった」と紹介。身長約208センチの左腕のキャリア唯一の本塁打について回顧している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count