開幕投手候補の日ハム斎藤佑、5年ぶり大役に必要なものとは?
どの投手も西武との相性は良くない? 斎藤佑は本格的に参戦できるか
対戦成績は0勝1敗、計9回1/3で12安打7失点。防御率6.75はパ・リーグのカード別ではワースト(ロッテ戦は登板なし)だったが、開幕戦が行われる札幌ドームに限れば、2試合登板、0勝0敗、計5回2/3で2失点。防御率3.21と決して悪くはない。
西武の各主力打者との対戦では、リーグ盗塁王の金子侑司、森友哉、メヒアとはいずれも被打率.250(4打数1安打)だったものの、浅村栄斗に被打率.750(4打数3安打)、秋山翔吾に被打率.400(5打数2安打)と打ち込まれた。浅村、秋山はいずれも上位を任されるだけに、2人への苦手意識の払拭が西武斬りへの鍵となりそうだ。
各投手の対西武戦成績は調整が遅れている大谷が3試合登板、1勝2敗、防御率3.43。有原が1試合登板、0勝1敗、防御率11.25。高梨は5試合登板(うち4試合が救援)、1勝0敗、防御率5.40と、どの投手も良くない。
背番号18から早実時代に付けていた1番に変更した斎藤。まずは本格的に開幕投手争いに参戦できるか注目したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count