米メディアのWBC格付け、日本の順位は…MLB投手不在も「優秀な選手抱えてる」
日本は「3強」に食い込む存在? 「過去の成績からも優勝候補」
こちらも強力打線で、まさに「3強」といった様相だが、ここに割って入る存在として4位に挙げられているのが日本だ。米国のメディアやファンも注目していた二刀流・大谷翔平(日本ハム)は欠場が決まり、メジャーリーガーの参戦も青木宣親外野手(アストロズ)のみとなったが、国内から好選手を揃えた。
「日本は2006、2007年に優勝を果たしている。しかし、日本最高の投手であり(おそらく最高の打者)であるショウヘイ・オオオ二の欠場により、可能性は減ってしまった。ユウ・ダルビッシュ、マサヒロ・タナカ、ケンタ・マエダ、ヒサシ・イワクマは不参加である。しかし、日本は優秀な選手を抱えており、過去大会の成績から言っても優勝候補と言えるだろう」
日本の予想スタメンは載っていないが、寸評ではこのように分析。過去の大会の実績や、NPBのレベルも加味して、「3強」に次ぐ存在としている。メジャーリーガーと大谷が不在の中、菅野智之投手(巨人)をキーマンに挙げる米メディアは多く、実力派右腕の活躍に期待が集まる。
さらに、前回大会の準決勝で日本を破ったプエルトリコが5位、2009年準優勝の韓国が6位、メジャーリーガーを揃えるメキシコが7位と続いている。日本は2大会ぶりの世界一に輝けるだろうか。ESPNのパワーランキングは以下の通りとなっている。
1、ドミニカ共和国
2、米国
3、ベネズエラ
4、日本
5、プエルトリコ
6、韓国
7、メキシコ
8、キューバ
9、オランダ
10、チャイニーズ・タイペイ
11、カナダ
12、コロンビア
13、イタリア
14、イスラエル
15、オーストラリア
16、中国
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count