海外記者が大谷翔平を徹底解剖 取材のため来日「今世紀最も素晴らしい存在」

スカウトにAロッド、ジーター、グリフィー・ジュニアとも比較される大谷

 現代野球でもはや“絶滅危惧種”となっている二刀流の選手はベーブ・ルースの後に、2人いたという。記事では「ウィリー・スミスは60年代にタイガースとエンゼルス在籍時、外野手として出場しない際に、リリーフとして53回1/3を投じた。2003年、ブルワーズのブルックス・キーシュニックは本来のリリーフ投手以外にも、代打で出場。その後2年間の合算で、144打席、リリーフとして96イニングを投じた」と紹介する一方、「海の向こうの大谷のような挑戦をした選手は今世紀1人もおらず、成功した選手もいない」と伝えている。

 大谷は高校時代から大きな注目を浴び、3年時には160キロをマーク。卒業前には一時、日本のプロ野球を経由せずにメジャーリーグに挑戦することを表明した。しかし、日本ハムからドラフト1位で指名を受けると、球団との面会を重ねる中で翻意。そのプレゼンテーションの内容は、日本でも大きな話題となった。

 記事ではこの“歴史”について回顧しつつ、当時、インディアンスの環太平洋スカウトを務めていたという人物のコメントを紹介。「長いことスカウトをしてきて、彼のような、人生に1度会えるか会えないかという選手はそうそういなかった。Aロッドやジーター、グリフィー・ジュニアなどと同様で、才能に溢れ、それでいて若い」と、メジャー史に名を残すスーパースターと比較されている。

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