専属シェフを呼ぶ計画も…ロッテ新外国人パラデス「長く日本でプレーを」
メジャー球団からオファーも「可能性の高さに賭けてみたかった」
石垣島でのキャンプに臨むパラデスは、初体験の日本式キャンプに「すごく毎日が新鮮。(メジャーよりも)長くて濃い練習だけど」と、愛くるしい笑みを浮かべる。メジャー球団からも複数オファーはあったというが「新しい挑戦に魅力を感じたし、1年を通じて1軍でプレーし続けられる可能性の高さに賭けてみたかった」とロッテ入りを決断。「好成績を残して、長く日本でプレーしたい」と、決して腰掛けの日本移籍で終わらせるつもりはない。
「ヤキニク最高!」とキャンプ地特産の石垣牛にすっかり魅了された様子だが、関係者によると体調管理の一環として、シーズン中には母国ドミニカ共和国の料理を作ってくれるシェフを呼び寄せる計画があるそうだ。
開幕後にパラデスがどこまでチーム内で存在感を増すことができるか。2010年以来となる日本シリーズ優勝を目指す上でのキーパーソンとなりそうだ。
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佐藤直子●文 text by Naoko Sato