なぜ石田を開幕投手にスピード指名したのか DeNAラミレス監督が語る狙い
ラミレス監督が単独インタビューで胸中吐露
DeNAのアレックス・ラミレス監督が、沖縄・宜野湾キャンプでFull-Countの単独インタビューに応じた。就任1年目の昨季は今永、桑原、倉本、戸柱ら若い才能を見いだし、球団創設5年目にして初のクライマックス・シリーズ進出。19年ぶりのリーグ優勝を目指す今シーズンへの意気込みを語り、3年目の石田健大を開幕投手にスピード指名した理由を明かした。
――宜野湾キャンプは第3クールに突入。チームには自信があふれているように感じます。
「一番感じられるのは、我々はもうBクラスでなく、Aクラスのチームだとみんな思ってプレーしている。それがすごく気持ちに表れているのだと思う」
――昨年クライマックスシリーズに出場した経験が大きいのでしょうか。
「10年以上、ずっとBクラスに沈んでいたチームなので、AクラスとBクラスの違いというものをあまりわかっていなかったという部分がすごくあると思う。周りの人もそれを知らないですし、選手自身も知らなかった。一度、Aクラスになると周りの接し方も変わってくるし、選手自身の感じ方っていうのも違ってくる。やはり、そこが大きな違いだね」
――開幕投手は年明け早々に石田投手を発表しました。
「石田自身も、開幕戦に向けてしっかり準備ができると思う。しっかりその日に向けて準備をして、ベストを尽くしてもらいたい」