チアが主役に―2年目でパワーアップした「パ・リーグダンスフェスティバル」

普段は盛り上げ役のチアがスポットライト浴びるイベントが1月上旬に開催

 1月8日、9日と2日間に渡り、大阪市のオリックス劇場にて「パ・リーグダンスフェスティバル2016-2017」が開催された。今年が2回目となる当イベント。大盛況のうちに幕を閉じた昨年よりもさらにパワーアップし、今年も「興奮」や「感動」がたっぷり詰まったイベントとなった。

 普段は球場での盛り上げ役に徹する彼女たちが、主役としてスポットライトを浴びる年に一度の晴れ舞台。「チアのオールスター」ともいうべき舞台である。シーズン中の対戦時などに両チームのチアが同球場に集まることは年に数回あるものの、パ・リーグ6球団のチアが合同かつ主役となって行うイベントとなると、これが唯一のものになる。

 さて、そのダンスフェスティバルは実際にどのような内容で行われたのか。2日間のイベントスケジュールを一つずつ振り返っていきたい。

【1月8日(日)…イベント1日目】観客動員数1791人
【1月9日(祝)…イベント2日目】観客動員数1825人

<イベントスケジュール>
・全メンバーによるオープニングダンスパフォーマンス
・ファイターズガール ダンスパフォーマンス
・東北ゴールデンエンジェルス ダンスパフォーマンス
・6球団の選抜メンバーによるダンスバトル
・bluelegends ダンスパフォーマンス
・M☆Splash!! ダンスパフォーマンス
・6球団の選抜メンバーによる私服ファッションショー
・BsGirls パフォーマンス
・ハニーズ ダンスパフォーマンス
※2日目は順番、メンバーともに変更あり

 最初に各チームの出場メンバーの紹介VTRが流れ、全メンバーによる華やかかつ大迫力のオープニングダンスで幕開け。ピタリと揃ったダンスでいきなり観客の心をつかむと、その後は1チームあたり約20分の球団別パフォーマンスへとスイッチ。チームごとにカラーの異なるダンスを披露していく。

 まずはチームの日本一に大きく貢献したファイターズガールが先陣を切り「全国各地から見に来てくださっている皆さんへの感謝、メンバーへの感謝をこめて踊りたい」と畠山茉央さんが語ったように、8人それぞれが気持ちのこもったダンスを展開すれば、東北ゴールデンエンジェルスが続けて舞台に登場。リーダーのAKIさんを中心とした大人びたダンスで会場の雰囲気をガラリと一変させる。

 2球団のパフォーマンスが終了すると、「ダンスバトル」に突入。まず、ソロパートでそれぞれがハイレベルなパフォーマンスを繰り広げ、その後はペアでのダンス、チームが異なるペアでのダンスと、まさにここでしか見られないコラボパフォーマンスをたっぷりと堪能することができた。

 再びbluelegends、M☆Splash!!による球団別のパフォーマンスへと移行。bluelegendsが西武プリンスドームで5回裏終了時に実際に踊っている「Cotton Eye Joe」で会場が一体となり、M☆Splash!!によるスローテンポなナンバーで感動の渦に包まれる。

「野球デート」というテーマで行われた「私服ファッションショー」では、プライベート感満載でそれぞれの個性がギュッと詰まった私服を各球団のチアが披露。思わず球場でのデートを想像してしまうような、「リアル」な姿を見ることができ、MCのこなつさんとKYOKOさんが「全員かわいすぎる」と絶賛するほどの素晴らしい企画であった。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY