2年連続開催の「パ・リーグダンスフェスティバル」 球団スタッフが語る舞台裏
「ずっと続けていければいい」
「普段は勝負をかけて争っているチーム同士なので、交流するという機会があまりないですし、真剣勝負で戦っています。このようなダンスフェスティバルも昨年が初めてでしたし、最近はどんどん交流できるようになりつつあり、他のチームのメンバーと会うことによって刺激を受けて、成長にもつながります。また、仲良くなるにつれて『一緒に野球を盛り上げよう』という気持ちが高まるので、すごくいい機会だと感じています。これからもたくさん交流をして、ずっと続けていければいいですね」
関氏はダンスフェスティバルがずっと続いてほしいと願う。
また、緒方氏は「イベント自体の成功についてはお客様の感想になりますが…。全員の協力により、100%のパフォーマンスは提供できたように思います。今後について、まずはシーズン中に各球団がお客様に喜んでいただけるパフォーマンスを提供していくことが重要だと思っています。その上で、現状は2年連続、大阪で実施しておりますが、開催場所を増やしていけたら良いと思っています」と今後についての展望を述べた。
このような「6球団合同のイベント」の実現はシーズン中では困難であり、この時期だから実現でき、この時期だから見ることができるイベントである。だからこそ、その価値はさらに高まり、見る者を魅了するのだ。
今年のイベントではパフォーマンスの迫力で鳥肌が立ち、終盤の感動で涙を誘われる場面もあるなど、見どころが満載であった。しかし、これで終了というわけでなく、PLMをはじめとするパ・リーグ6球団の取り組みの成長はとどまる所を知らない。来年もまた、さらにパワーアップした「パ・リーグダンスフェスティバル」が見られるはずだ。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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「パ・リーグ インサイト」編集部 松下雄馬●文