糸井、デスパイネ、山口、岸、黒田…数字で検証、主力退団の穴は埋まるのか

デスパイネに代わって井口が昨季の質を保って出場したら…

 アルフレド・デスパイネとの間の残留交渉がうまくいかず主砲を失ったロッテは、穴を埋められるのだろうか。チームは583得点と平均的な得点力を記録したが、内野手の打力が不足していた。DHにデスパイネを残留させた上で、一塁、三塁などの打力を高め、得点力を強みにしていきたかったが、それは叶わなかった。

 デスパイネの代わりに指名打者に入ることが濃厚なのが新外国人のジミー・パラデスだ。2015年にはメジャーでシーズン10本塁打を放つなど実績のある選手だが、NPBでどれだけの力を発揮できるか。また第2候補のマット・ダフィーも決して長打力に秀でたタイプではなく、長打力不足には昨季以上に苦しむかもしれない。

 日本人選手はどうか。二軍ではOPS 1.029と圧倒的な成績を残している井上晴哉だが、いまだ一軍は結果を残せていない。井口資仁が、仮に昨季の質(79試合/176打席/打率.257/5本塁打/OPS.749)を保ち、デスパイネが立った570打席を担ったと仮定すると、DHによる得点貢献は14.6点減ると計算される。ただ井口は年齢を重ねており、衰えのリスクもある。質を保ってシーズンを戦い抜けると計算するのは、少々楽観的か。デスパイネの代役はそう簡単には務まらない。新外国人や井上らがこのマイナスをどれだけ抑えることができるか、といったあたりがポイントになる。

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