米全国紙、ダルビッシュを注目の選手に選出 「球威&制球力が向上」と評価
「彼はこの上積みをシーズン通じて維持できるだろうか」
そんな中、必見の選手4人の筆頭で登場するのがダルビッシュだ。寸評では「ダルビッシュは昨季肘の手術から復帰し、かつてよりも強力なボールを投げている。さらに制球力も上がった。彼はこの上積みをシーズン通じて維持できるだろうか」と指摘。手術とリハビリを乗り越え、その間に肉体改造にも取り組んだダルビッシュの球威と制球力が故障以前のクオリティを凌ぐものだったと分析している。
一方、左のエース、コール・ハメルズ投手も必見選手の2番目に登場する。33歳のベテランが7シーズン連続で200イニング以上投げている点に触れ、「彼は野球界の新たな“ミスター安定感”かもしれない」と評価。他にはルーグネッド・オドール内野手、ジョナサン・ルクロイ捕手も必見選手に選出された。
特集では、今季の先発ローテも予想。先発1番手はハメルズで、ダルビッシュは2番手、3番手にはマーティン・ペレス投手、4番手にはキャッシュナー、5番手にはA・J・グリフィン投手かタイソン・ロス投手が入るとしている。開幕投手は順当にいけば、“ミスター安定感”のハメルズかダルビッシュのどちらかだろう。果たして、左右のエースどちらが大役を任されることになるのか。注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count