一つのアイデアが新サービスに? パ第2回開催「パッカソン」の意義
「パ」と「ハッカソン」で「パッカソン」
2015年に「プロ野球界初」として東京で開催されたパッカソン。あれから2年の歳月を経て、今回は場所を大阪に移して第2回目のパッカソンが開催されることになった。
そもそも、パッカソンの名前の由来となった「ハッカソン」が何を意味するのか。日本でも徐々にこのワードや意味が浸透しつつあるが、改めてこれについて説明すると、前向きな意味を持つ「ハック」と「マラソン」を組み合わせてできた造語であり、プログラマーやデザイナー、エンジニアなどで複数のチームを作り、技術とアイデアなどを出し合って競い合う開発イベントのことを指す。
その「ハッカソン」に「パ・リーグ」の「パ」を組み合わせてできた新たな言葉が「パッカソン」。ファン目線での新たなアイデアを必要としていたパシフィックリーグマーケティング株式会社(以下PLM)により、このイベントが行われることになった。
「野球をあまり知らない人も楽しめる新しい観戦スタイルを創ること」をテーマに開催された第1回のパッカソン。参加者の全員が野球好きというわけではなく、「面白いものを生み出したい」や「アイデアを形にしたい」といったような考えを持った人々が集結。中には、小さなお子さんと一緒に参加する人も見受けられ、幅広いアイデアが集まった。