侍、28日は則本先発 WBCで“ダルビッシュ的”役割も…「与えられた場所で」
WBC本番では大会中に先発→中継ぎも? 「そこまでは深く考えてない」
楽天では先発の絶対的エースだが、今回のWBCでは第2回大会のダルビッシュ有(レンジャーズ)のような役割を求められる可能性もある。ダルビッシュは先発3本柱の一角として大会に入ったが、準決勝以降はクローザーに“配置転換”。フル回転でチームの連覇に貢献した。当然、大会が始まってからのブルペンの状態次第だが、今回のメンバーでダルビッシュのような役割を任せるならば、則本が“適任”と言えるかもしれない。
本人は「そこまで深くは考えていない」としつつも「選手は与えられた場所で力を出すだけです。チームでも日本代表でもそれは変わらない」と言う。途中からブルペンでの“切り札”的な役割を任されれば、意気に感じてやるだけだ。
「もうすぐ開幕するので緊張感はありますけど、気負いはない。リラックスして本番に臨めたらいい」
まずは28日の実戦登板でしっかり準備を進める。世界一へのキーマンとなるだけに、“好スタート”を切りたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count