豪快1号の裏で…ソフトB上林、納得できない課題「練習と試合の打撃が違う」
豪快1号の裏にある課題…「練習と試合の打撃が全然違う」
宮崎キャンプ中の2月19日に行われた紅白戦では、和田毅投手から、今季チーム実戦1号を放った上林。またも、チーム1号を放ち「そこは気にしていないけど、アピールしないといけない立場なので。結果が出たので良かった」と、首脳陣へのアピールにも成功した。
課題もある。鹿児島での4日の同戦はノーヒット。この日も本塁打以外の打席は空振り三振、二ゴロ併殺、二ゴロに倒れた。「1、2打席目と全くいいところがなかった。状態は悪くないけど、練習と試合の打撃が全然違う。修正しないといけない」と納得いくところには達していないという。
柳田悠岐、中村晃という2人の不動のレギュラーがおり、外野の枠は実質1つしか空いていない。「結果が全ての世界。結果を求めていく」。定位置奪取へ、上林は必死にアピールを続けていくしかない。
【了】
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani