“先生”は田中将大!? 日本語習得挑戦のヤンキース日系米国人捕手が話題に
「タカメ、ヒクメ…」、 田中とは日本語でコミュニケーションも
語学習得の最高の“勉強相手”となっているのが田中や同投手の日本人通訳のようだ。本人は記事の中で「日本語を話さなければ、日本人だと本当に考えてはもらえないというのが経験則。僕も一部は日本人なんだから、もっと自信をもって話せるようになりたい」と語っている。
そんな若手捕手は田中の投球を「ストレート、スライダー、スプリッターカッター」と日本語で表現することができるという。どこに投げたいかも聞くことができるようで、「タカメ、ヒクメ、ナイカク、ガイカク」との言葉も飛び交っているようだ。記事では、田中が自身の英語とヒガシオカの日本語のどちらが上手いかを聞かれ、「セイム(同じくらい)」と笑ながら答えたことも紹介している。
記事の中で「文化の仕組みは全て、アメリカのものとは全然違う。タナカと他のアメリカ人との違いを理解するってクールだよ。とても面白いし、興味がある」と語っている26歳。自身のルーツの一つである日本文化を学ぶ姿勢を見せており、日本語を覚えることで、捕手としての“幅”を広げる考えもあるようだ。
右肘の不安を吹き飛ばして昨季飛躍を遂げた田中が今年もエースとして期待されているヤンキース。同じ環境でトップ選手へと這い上がろうと奮闘する日系米国人選手の挑戦も、今季の見所の一つとなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count