メキシコ、巨人の名手クルーズが9回痛恨エラー 4点差大逆転サヨナラ負け
ロッテでゴールデン・グラブ賞、守備の名手として知られるクルーズ
クルーズといえば、14年にロッテに入団以降、二塁、三塁、遊撃と幅広くこなし、華麗な守備でファンを魅了。15年には二塁手でゴールデン・グラブ賞に輝いた。その名手が、3度目となるWBCで母国の遊撃を任され、内野の要として期待は高かったが、試合の流れを左右するミスを犯してしまった。
メキシコはこのまま悪い流れを断ち切れず、この回、5安打で5失点。4点のリードをひっくり返される屈辱の大逆転負け。2大会ぶりの2次R進出へ、プエルトリコ、ベネズエラと強豪ぞろいのD組で、あまりに痛い黒星スタートとなった。
7番を任されたクルーズは打撃で2点二塁打を放ち、貢献していた。次は12日のベネズエラ戦。名誉挽回のプレーで、大会初勝利をもたらしたいところだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count