センバツ、初日から強豪激突 好カード目白押しの初戦、注目校&選手は?
組み合わせ決定、初日から昨秋V履正社VS日大三、昨春V智弁学園VS熊本工
第89回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で行われた。19日の開会式では、昨夏優勝、史上5校目の夏春連覇を目指す作新学院(栃木)の添田真聖主将が選手宣誓をすることが決まった。
開幕戦は至学館(愛知)と呉(広島)の対戦。どちらも初出場校とフレッシュな組み合わせとなった。その直後には優勝候補の明治神宮大会覇者の履正社(大阪)と夏の甲子園2度の優勝経験のある日大三(東京)がいきなり激突する。第3試合には昨春の優勝校、智弁学園(奈良)が10年ぶり21度目出場の名門・熊本工(熊本)と対戦という好カードだ。
2日目には21世紀枠の3校中、2校が戦う。多治見(岐阜)は報徳学園(兵庫)、中村(高知)は前橋育英(群馬)。ともに甲子園優勝経験のある学校との対戦となった。
3日目はプロ注目選手が出場。福岡大大濠の古賀悠斗捕手は岡山・創志学園の投手陣に挑む。千葉・東海大市原望洋は最速147キロの右腕・金久保優斗。対する滋賀学園は強打の捕手・後藤克基。スカウトが視線を注ぐ対戦だ。
4日目、昨夏王者の作新学院が登場。48年ぶり出場の帝京第五(愛媛)という侮れない相手との対戦となった。帝京第五の監督は帝京(東京)でコーチを務めていた小林昭則監督。昨春に就任し、わずか1年で甲子園に導いた。85年の帝京センバツ準優勝時のエースだった同コーチの采配にも注目だ。