パ新サービスにつながるか―「パッカソン」にユーモア溢れるアイデア集まる
グランプリ受賞は…
このように、ユーモア溢れる企画発表や横一線のハイレベルな戦いが繰り広げられたことで、4人の審査員の頭を悩ませた。受賞チームの決定も当初予定されていた15分を過ぎ、30分ほどを要する形となった。そして悩みに悩み抜いた末にようやく決定され、各賞の受賞者が発表された。
見事、栄えある「パパパパッカソングランプリ賞」に輝いたのは4番目(2回裏)に発表されたチーム・にゃん海ホークスのパ・りこれスターズだった。すでにリリースされている「パ・リーグウォーク」にマスコットの要素が組み込みやすく、今すぐにでも実現できるという点が評価された結果だ。
前出のPLMマーケティング室室長の荒井勇気氏は「2日間を通して徹夜までして開発をしてくださった方もいて、その上で短期間にもかかわらず非常にクオリティが高い発表が多く、改めてパッカソンを開催できてよかったなと強く感じました」とイベントを終え、率直な感想を述べる。
さらに「現時点では次回以降の開催は決定していませんが、今回のパッカソンを通し、ファンの方とサービスを共創することの重要性を改めて理解することができました。次はどこで開催するのか? いつ開催するのか? といううれしいお声を複数の参加者からも頂戴し、早く第3回パッカソンを開催したいなと思いました」と今回の手応えを口にした。
優勝チームには「特別な体験付き試合観戦チケット」が贈られ、参加者のアイデアにより、パ・リーグ(PLM)には今後の大きな可能性がもたらされた。いわゆるWin-Winと呼ばれる最良の結果につながり、第2回パッカソンは“パ・リーグ(PLM)の今後の展開が非常に楽しみだ”と思える内容の濃い2日間となった。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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「パ・リーグ インサイト」編集部●文