1次R全勝のイスラエル、2次Rへ「秘密兵器」? MLB球団から2投手を“補強”
日本とは15日の第3戦で対戦、「許可が出たので」新たに予備登録から2投手追加
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドA組で3連勝を飾り、1位で2次ラウンドに駒を進めたイスラエル代表が11日、東京ドームで練習を行った。2次ラウンド初戦は12日のキューバ戦。ジェリー・ウェインスタイン監督は目の前の試合に集中するとしつつ、15日の第3戦で対戦する野球日本代表「侍ジャパン」についても絶賛した。
1次ラウンドでは開幕戦で開催国の韓国を破り、第3戦では一線級のメジャーリーガーを内野に揃えて1位突破が予想されていたオランダを撃破。初出場ながら3連勝と勢いに乗るイスラエルは、日本にとって最も不気味な存在だ。
2次ラウンドに進み、新たに予備登録投手からホワイトソックスのブラッド・ゴールドバーグ、パイレーツのジャレッド・レーキンドを“補強”。ウェインスタイン監督は「球団の許可が出たので、メジャーリーグのキャンプから来てもらった」と説明。ゴールドバーグなメジャー経験こそないものの、メジャー40人枠に入っている。2015年までは1Aでプレーしていたが、そこから一気にメジャーレベルまで駆け上がってきた右腕だ。また、レーキンドは25歳の左腕。こちらはマイナー契約ながら、招待選手としてパイレーツのメジャーキャンプに参加していた。2次ラウンドでの“秘密兵器“と言えそうだ。