米国2次Rに“死の組”完成 全試合がMLB球宴級!? 最強4か国サバイバルへ

米国はドミニカ共和国に“リベンジ”なるか

 米国は、2試合目でドミニカ共和国と対戦し、最大5点差をひっくり返される大逆転負け(5-7)を喫したが、続くカナダ戦に快勝(8-0)して2勝1敗で突破。こちらも野手にスター選手の名前が並ぶ。

 捕手は、バスター・ポージー(ジャイアンツ)、ジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ)とMLBトップクラスの2人がメンバー入り。内野は、ノーラン・アレナド(ロッキーズ)、ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)、ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)、エリック・ホズマー(ロイヤルズ)、イアン・キンズラー(タイガース)、ダニエル・マーフィー(ナショナルズ)、外野はアダム・ジョーンズ(オリオールズ)、アンドリュー・マカチェン(パイレーツ)、ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)、クリスティアン・イエリチ(マーリンズ)ら豪華な顔ぶれだ。

 先発投手はやや不安があるものの、ブルペンはサム・ダイソン(レンジャーズ)、マイケル・ギブンズ(オリオールズ)、ネイト・ジョーンズ(ホワイトソックス)、デビッド・ロバートソン(ホワイトソックス)、アンドリュー・ミラー(インディアンス)らハイレベル。ここに、予備登録枠からマーク・メランソン(ジャイアンツ)が新たに加わるとも報じられている。1次ラウンドで敗れたドミニカ共和国にリベンジし、準決勝進出となるか、注目が集まる。

 前回大会準優勝のプエルトリコも、3連勝で難関のD組を突破した。初戦では、優勝候補対決でベネズエラに11-0で7回コールド勝ち。実力を見せつけた。

 カルロス・ベルトラン外野手(アストロズ)、ヤディアー・モリーナ捕手(カージナルス)といった経験豊富なベテランに、ハビアー・バエス内野手(カブス)、カルロス・コレア内野手(アストロズ)、フランシスコ・リンドア内野手(インディアンス)といった売り出し中のスター候補生をミックス。ここまでは、やや力が落ちると見られていた投手陣も奮闘しており、チーム力の高さは光る。ドミニカや米国とも実力伯仲だ。

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