カブス右腕から先制弾の菊池 メジャー流応援に「なんかやりづらいなと」
打球は「土に来た時に勢いが増す」
「マツダで慣れてるとはいえ、やっぱり違いますね。硬いし、(打球が)芝生から土に来た時に勢いが増すっていうイメージも久々の感覚。でも、みんなよりは慣れている方だと思うので、また守備からリズムを作って(試合の流れを作りたい)という感じで思っています」
小久保裕紀監督も、決勝ラウンドでのポイントとして投手力と守備力を掲げている。1次ラウンド、2次ラウンドで連発した菊池の美技は、決勝ラウンドでも試合の流れを左右し得るカギとなりそうだ。
アメリカならではの“鳴り物なし”の応援に「日本で応援してもらって、ラッパがある中でずっとやってきた。(アメリカは)シーンとしているというか、独特な雰囲気。僕は初めてこちらで試合をしたので、なんかやりづらいなと少し思いました」と苦笑い。決勝ラウンドを前に、球場の雰囲気という点でもいい予行練習ができたようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count