「機動破壊」健大高崎11点、大勝発進! 1盗塁も2発16安打、4番山下は満塁弾
チームスローガン「機動破壊」も打撃力で札幌第一を圧倒
第89回選抜高校野球大会第3日は22日、1回戦で健大高崎(群馬)が札幌第一(北海道)に11-1で大勝。「機動破壊」で鳴らしたチームは1盗塁も、満塁弾を含む2本塁打、16安打11得点と打撃力で圧倒した。
2回に無死二、三塁の好機を作ると、大越の2点適時二塁打で先制。なお、2死三塁から今井の左前適時打で、一挙3点を先行した。
続く3回に1死満塁から大越が押し出し死球、続く伊藤が押し出し四球で2点を加えた。
6回は2死二塁から宮沢の適時二塁打、7回は2死満塁から安里の中前適時打を放つと、続く山下が満塁弾を放ち、10-1と大量リード。さらに、8回は代打上野が右翼席へソロで加点した。
投げては伊藤、小野、竹本の3投手で1失点リレーを飾った。
健大高崎といえば、「機動破壊」をスローガンとして爆発的な機動力で盗塁を重ねるチームカラーだが、この試合はわずか1盗塁。しかし、豪快な打撃力で初戦突破した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count