正捕手に急成長した侍・小林、米メディアも称賛「グッジョブ、コバヤシ」
好リード&強肩も披露「彼は日本球界でも屈指。試合と投手のリズムを整えた」
6回無死一塁ではA.ジョーンズの二盗を持ち前の強肩で刺した。「ワオ」と感嘆の声を上げたカート氏は「お手本といえるプレーですね。伸びのある送球でした。彼は日本球界でも屈指です。坂本のタッチも見事です」と唸った。
今大会、7試合すべてで先発マスクをかぶり、正捕手に君臨。打撃では打率.450と勝負強さを発揮した。「まさに捕手らしい。試合と投手のリズムを整えてます」、「打者としての評価が高いわけではありませんでした。他の選手の故障で出場機会を得ると、あれよあれよと打率4割を超えてきました」とカート氏は紹介している。
大会前は「正捕手不在」が叫ばれ、嶋(楽天)の離脱もあって不安視されていた“穴”。そんな中で扇の要を埋めた背番号22は、今大会のサプライズと言っていい。米メディアも認めた「正捕手・小林」の存在は、侍ジャパンの強みとなっていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count