準Vプエルトリコ、モリーナ中心に米国称えるジェスチャーが「一流」と話題に

プエルトリコとモリーナに相次ぐ称賛の声「真のMVP集団」「彼はアメージング」

「純粋に一流」
「野球はこれに尽きる。本当に一流の所作を見せたプエルトリコは素晴らしい仕事ぶり」
「まさしく一流。スポーツはこうでなければ」
「まさに! プエルトリコ代表の真の一流の所作に大きな敬意を」
「プエルトリコこそ、真のMVP集団」
「我々は格式を持った戦士だ」

 チームのジェスチャーを評価する声に加え、今大会でチームを牽引したモリーナの人格を称える意見もあった。

「カージナルスのことは相当憎いけど、WBCを見た後にはヤディのことをリスペクトしました」
「同感です。彼はアメージング」

 メジャー最強捕手は準決勝オランダ戦でも、試合後にヤクルトの主砲バレンティンにすぐに近づいて抱擁。健闘を称える一流の流儀を見せていた。

 昨年7月、マーリンズのイチロー外野手がメジャー史上30人目の3000本安打に残り9本としていた試合で相対すると、「尊敬している」というレジェンドが打席に入る際には、敵地セントルイスの観衆が十分な喝采を送る時間を作るため、プレートの前であえてゆっくりと振る舞う粋な計らいを見せたカージナルスの名手。相手に敬意を払う人間としての器の大きさを見せたプエルトリコとモリーナはスポーツマンシップを体現することで、絶賛を浴びた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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