東海大福岡、サヨナラ敵失で32年ぶり甲子園1勝 神戸国際大付はミスに泣く
1985年以来の出場、9回2死から相手二塁手の悪送球でサヨナラ勝ち
第89回選抜高校野球5日目第1試合は24日、1985年以来のセンバツ出場となった東海大福岡(福岡)が、神戸国際大付(兵庫)を2-1のサヨナラで下し、32年ぶりの甲子園白星を手にした。
東海大福岡のサイド右腕・安田と神戸国際大付の左腕・黒田の投げ合いで、試合は両校譲らず、1-1で9回裏へ。東海大福岡は先頭の星野が四球で出塁。1死後、7番のバント処理を神戸国際大付の捕手・猪田が二塁へ送球もセーフとなり、1死一、二塁から8番・橋本の打球は遊撃へ。二塁へ転送し、2死となったが、二塁手の後藤が一塁へ悪送球。ボールが後ろにそれる間に生還し、決勝点となった。
先発の安田は制球よく、テンポの良い投球で9回95球4安打1失点の好投。プロ注目の神戸国際大付の強打者・猪田をノーヒットに抑えた。これで福岡勢は福岡大大濠と東海大福岡の2校がともに初戦を突破した。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count