ダルビッシュが「NO1の中のNO1」に 地元記者が“絶対的エース”に指名
エースはハメルズからのダルビッシュへ、「移行は自然なこと」
レンジャーズには、ダルビッシュが離脱していた2015年7月にフィリーズからトレードで加入し、エースとしてチームを牽引してきた左腕コール・ハメルズもいる。だが、“2枚看板”の一人である日本人右腕が“絶対的エース”としての立場を確立するというのだ。
「トミー・ジョン手術による心配もなく、彼は健康的だ。自分自身そして打者を理解している。何ができるかも。 コール・ハメルズは30代中盤になる。NO1の中のNO1として、彼からダルビッシュへの移行があるのは自然なことではないだろうか」
今季終了後に契約満了となるダルビッシュについては、そのままFAになれば大争奪戦に発展するとの見方が強い。そのため、レンジャーズがシーズン中に契約延長交渉を行う予定だとも報じられている。
ダルビッシュ自身、開幕投手の指名を受け、自身のツイッターで「2年前にトミージョン手術を受けた時はまたマウンドに戻れるのかもわかりませんでしたが、こうして大役を任せていただいた球団に感謝します。ずっと支えてくれた妻を始め家族には感謝だけでは足りません。開幕だけでなくシーズン最後までしっかり投げます!」と強い決意を滲ませている。
球団からの評価はすでに極めて高いが、2017年はダルビッシュがまさに絶対的な存在としてチームを牽引する1年となりそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count