“鬼門の4月”突破へ DeNA鍵握る助っ人陣、OP戦首位打者もアピール必要?

“鬼門の4月”突破へ、昨季は助っ人不振で春先低迷の原因に…

 また、今年の1軍登録メンバーは26人で人数は昨年と同じ。限度枠は28人のため、今後は開幕3、4戦目に投げる先発が加わり、28人になりそうだ。また、昨季は9人いた内野手から1人を外して5人目の先発を入れ、6人目は3人いた捕手から1人を入れ替えている。

 今季は現時点で捕手3人で変わらないが、内野手は8人で、投手が昨年より1人多い10人いる。昨季は主に捕手2人制を敷いたラミレス監督だったが、今季は明言していない。ベンチに置く捕手の数にもよって1軍の構成メンバーは変動する。今後の入れ替えが注目される。

 昨季の外国人は開幕時点で計5人。しかし、新助っ人ロマックが開幕から不振で、シーズン中にザガースキー、エリアン、ブロードウェイと次々補強した。8人の大所帯となったが、大きな戦力となったのは在籍2年目のロペスくらい。助っ人の不振が春先低迷の原因となっただけに“鬼門の4月”突破へ、シリアコを含めた外国人枠の熾烈な争いが、開幕ダッシュの大きな鍵となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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